L3Harris Technologies は、プログラムの重要な設計レビューを完了した後、米空軍初の航法技術衛星 3 (NTS-3) の構築を開始する予定です。
L3Harris によると、このプログラムの実験的ペイロードは、2022 年に打ち上げ予定の ESPAStar プラットフォームと統合される予定です。このシステムは、戦闘機向けの宇宙ベースの位置、航法、タイミング (PNT) 機能を強化するように設計されています。
NTS-3 ペイロードはモジュール設計を特徴としており、実験ではスタンドアロンの衛星コンステレーションを通じて、またはホストされたペイロードとして実現できる機能を実証します。
「お客様との協力により、この実験衛星を設計するための重要なマイルストーンを迅速に通過することができました。」と L3Harris 社の宇宙および航空システム担当社長の Ed Zoiss 氏は述べています。 「私たちの目標は、急速に進化する戦闘機の任務をサポートするための新しい信号を届けることです。」
Space Enterprise Consortium は、2018 年に NTS-3 の設計、開発、統合、テストを行う主要なシステム インテグレーターとして、8,400 万ドルの契約で L3Harris を選択しました。 NTS-3 は軍の PNT 能力の回復力を向上させる方法を検討します。また、GPS コンステレーションに関連する重要な技術も開発し、これらの技術を GPS IIIF プログラムに組み込む機会を得る予定であると L3Harris 氏は述べました。
このプログラムは、空軍研究所、宇宙・ミサイル システム センター、米国宇宙軍、空軍ライフサイクル管理センターとの共同研究です。
詳細については、こちらをご覧ください。
https://www.gpsworld.com/l3harris-clears-critical-design-review-for-experimental-satellite-navigation-program/